“ベストセラー”写真集では圧巻のボディを披露

 デビュー25周年を迎えた昨年(2024年)は、7月に13年ぶりのシングル「CLAP CLAP」、9月にはミニアルバム『prAyer』を発表し、リリースイベントやライブツアーで全国を回った。さらに11月には写真集『flos』(講談社)を出版、発売前に早くも重版が決まり、電子書籍版とあわせてベストセラーとなる。前年末に彼女の「いま、撮影したらよい写真が撮れるかもしれない」との一言からスタートした企画であった。

後藤真希写真集『flos』(2024年、講談社)

 30代に入ってからボディラインのキープに努めるとともに、張りのある肌質を保つため、体の外と内からスキンケアを欠かさない。写真集で見せた圧巻のボディは、そうした日々の努力の賜物であった。

 ただ、40歳に近づくと、「こんなことをしてみたい」との思いになかなか体がついていかなくなったともいう。昨年9月にライブをやったあとも《全治何週間かな? っていうくらいにダメージがあって。だから、40歳、41歳と年齢を重ねていく中で、どうやって体力を維持するかについては頑張んなきゃいけないところなのかなとは自分では思っていますね》と、抱負を語っていた(『日経TRENDY』前掲号)。

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後藤真希『prAyer』(2025年)

 13歳でデビューしたときは大人びたルックスで衝撃を与えたが、現在の後藤は、40歳とは思えない若々しさで注目を浴びているのが、デビュー当時から知る世代には何だか不思議な感じがする。

 デビュー以来、女の子たちの憧れの的であり続け、いまやアイドルの世界ではレジェンドと目される。この8月に開催されたTOKYO IDOL FESTIVAL 2025にはスペシャルゲストとして出演し、彼女をリスペクトするアイドルたちとパフォーマンスを披露した。さらに9月9日のデビュー記念日に開催したファンミーティングには、元AKB48で子供の頃から熱烈なモー娘。ファンである柏木由紀をゲストに招き、彼女を「夢のようです」と感激させていた。

柏木由紀(右)と(後藤真希のインスタグラムより)