麻薬取締法違反罪で起訴された俳優・清水尋也被告(26)。9月24日、保釈金200万円を即日納付し、勾留先の湾岸署から保釈された。
「報道陣が詰めかけることを見越し、芸能人は周辺に住宅や商業施設が少ない湾岸署に拘留されるのが定番。この日は午後7時すぎ、黒スーツに黒いネクタイ姿でカメラの前に現れ、13秒間深々と頭を下げた。186cmの長身でモデルとしても活躍する清水被告だけに、謝罪姿まで様になっていた」(社会部記者)
映画「東京リベンジャーズ」シリーズ、TBS系連続ドラマ「19番目のカルテ」にも出演するなど気鋭の若手実力派は、なぜ大麻に手を染めたのか。
「週刊文春」では今回、清水被告の供述調書の詳細を取材。取り調べで清水被告が警視庁に語った、リアルな経緯を紐解く。
“大きなチャンスをつかんだと思っていただけに…”
〈2018年に公開されたNetflix映画『アウトサイダー』に出演したときのことです。マーチン・サントフリート監督から「英語が話せるか」と聞かれた。当時の自分は話せなかったので、そのまま「話せません」と伝えました。すると、出演シーンがほとんど削られてしまった。大きなチャンスをつかんだと思っていただけに、ものすごく悔しかった〉
『アウトサイダー』はNetflixが配信したオリジナル作品。終戦後の日本を舞台に元アメリカ兵が大阪のヤクザ社会で生きていくストーリーだ。
「確かに、当時18歳の清水は映画の冒頭、ジャレッド・レト演じる主人公の出所を黒塗りの車で迎えに来るシーンで、若手ヤクザとして登場。しかし終始無言で、以降セリフらしいセリフもありません」(前出・記者)
そして――。清水被告は驚きの供述を繰り返していた。
清水被告が相談を持ちかけたという“大物俳優”の存在や、清水被告が初めて大麻を吸った経緯、“大麻漬け”だったというアメリカでの日々など、清水被告の供述の全貌は「週刊文春 電子版」で公開している。
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