手を握れば「みんなコロッと…」
一方、前出の後援会関係者は、彼女の上昇志向についてこう語る。
「県議になりたての頃から、国政への関心を持っているようでした。しかもそれを自ら言わずに、他人に言わせるのが彼女のやり口。『国政に、って言われて困ってるんです~』というようなことを自分で言って回るんです」
地元のある自民党関係者がこう語る。
「小川氏が県議になった後の、地元での後ろ盾の1人だったのが、民主党で参議院副議長も務めた角田義一氏(昨年2月死去・享年86)でした。元々、社会党から議員に初当選した人物で弁護士でもあります。小川氏はこの地元の“リベラル派”の重鎮に可愛がられた。ですが、本人からは自民党に入りたいという色気が長年感じられた。地元の自民党系の会合に参加しているので、『どうしてここにいるのか』と聞いたことがあります。そしたら彼女は、『独身だから、独身の自衛官がいないか探しに来た』などとまるで政治に関係ないような発言をしたので、呆れてしまいました」
今回、市幹部とのラブホテル密会が取りざたされたことで、地元の男性らとの“密着しすぎる”スキンシップも取りざたされている。
「彼女は、自分が政治的に頼りになりそうな男性だとみると、手を握る、腰に手を回すのは当たり前。ある議員の選挙の際、選挙事務所でその議員と後援会幹部の男性が話していた。その場に居合わせた彼女は、人目も憚らずその男性の隣に座り、いきなり腰に手を回して、耳元で、『次は私の選挙なんでお願いします』と言いだした。奥さん以外の女性に手を握られるなんて何十年ぶりみたいな年輩の方がこのように“密着”されると、みんなコロッといっちゃうんです」(前出の後援会関係者)
その積極性が今回の騒動を引き起こしたのかどうか。記者は小川市長の携帯を鳴らしたが、応答はなかった。
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