
「週刊文春」は3月13日発売号で、茨城県・大井川知事のもとで13名の職員が自殺していたことを報じました。大統領に例えられるほど強大な権限を持つ都道府県知事。その大きな権力は、果たして適切に行使されているのかーー。
告発者が自殺した兵庫県・斎藤知事の一連の問題から、東京都知事が学歴詐称疑惑に対して行った偽装工作、神奈川県知事の“11年不倫”まで、都道府県知事に向けられた告発を振り返ります。(すべての記事は「週刊文春 電子版」でお読みいただくことができます)
「茨城県知事・大井川和彦の下で職員13人が自殺した」115人が心を病み休職…“これは第2の兵庫・斎藤知事問題だ”
東大、経産省、マイクロソフトを経て8年前に知事となった大井川氏。改革を掲げ、工場の誘致件数は日本一に。だがその陰で心を病み休職する職員が115人と過去最高に――。
斎藤元彦の最暗部「4億円パレード補助金」《証拠公文書を全公開、信用金庫2社から重要証言》
なぜ、1年足らずの間に3人もの県関係者が自死を選ばざるを得なかったのか。なぜ、県知事選を支えたはずの女性に強制捜査のメスが入ったのか。なぜ、斎藤は“負の連鎖”を巻き起こすのか。なぜ、常に無表情で他人事のような論評に終始するのか。
兵庫県知事・斎藤元彦(46)パワハラ告発 元局長を自死に追い込んだ「7人の脅迫者」
斎藤元彦知事のパワハラやおねだり疑惑など兵庫県政が抱える7つの問題点を糾弾した文書は当初“怪文書”扱いされた。それから4カ月、文書は作成者の死と引き換えに県政を大きく揺さぶって――。「週刊文春」が報じた一連の問題について報じた第一報。
「生放送前のナマだよ~!!」「アワビにバナナ」黒岩祐治・神奈川県知事(68)“11年不倫”〈証拠メール入手〉
神奈川県・黒岩祐治知事が、11年間にわたって年下の女性と不倫関係にあったことが、「週刊文春」の取材でわかった。
不倫相手となった女性が語る。「黒岩さんのメールはギャグを交えた卑猥な“下ネタ”が多かった。その時は私自身も楽しんでいたのですが……」
小池百合子元側近・小島敏郎が激白「公選法違反で刑事告発します」
2020年6月9日、都議会自民党、共産党などが「小池都知事のカイロ大学卒業証書・卒業証明書の提出に関する決議案」を提出。すると同日、駐日エジプト大使館が突然、フェイスブック上でカイロ大学長の声明を、英文と和訳文で公表したのだがーー。小池百合子東京都知事の元側近が偽装工作を懺悔告発。
