「総裁選は買い」と言われる株式市場。日経平均株価は9月16日、取引時間中の史上最高値を更新して初めて45000円を突破した。上昇気流に乗って押さえたい“勝組銘柄”とは――。

 現在の株式市場について、経済部記者が語る。

「米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測という国外情勢に加え、誰が次期総裁になっても財政拡張路線になるという期待感が海外投資家を中心に高まっています」

 そこで各候補の関連銘柄が好感されて買われているのだ。中でも人気は高市早苗氏。証券アナリストの宇野沢茂樹氏が解説する。

ADVERTISEMENT

「『高市トレード』という言葉のように、マーケットでは高市さんとそれ以外というぐらい人気が突出しています。高市政権で、積極財政と金融緩和の“サナエノミクス”によって景気が良くなり、株価が上昇する。さらに、財政拡張を訴える国民民主党と連立ともなれば、従来の自民党政治がガラッと変わる雰囲気になる。そうなれば日経平均株価50000円も見えて来るでしょう」

遂に株価は45000円を突破

 では総裁選で3強と目される“高市銘柄”、“小泉銘柄”、“林銘柄”とは? 具体的な業界名と企業名についても証券アナリストやファイナンシャルプランナーが明かした記事の詳細は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。

次のページ 写真ページはこちら