「最近では、懐の深い上司といった役が増えてきました。また、いい人の役ばかりになってしまう、と本人なりに危機感を持っているのかもしれませんね」(民放関係者)
そんなベテラン俳優の沢村一樹(58)が新たな挑戦をするという――。
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松下由樹と息子の“36歳差キス”を目撃?
7月クールの「愛の、がっこう。」(フジテレビ)ではホストクラブの社長、10月スタートのTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」では経営者で有名馬主と、地位を築いた男の役が続く沢村。私生活も安定しているようで、
「長男の野村大貴(24)、次男の野村康太(21)ともに、『メンズノンノ』のモデルとなり、芸能一家に。康太はメインが俳優で、行き詰まって辞めたいと沢村に相談したときに、『仕事をやりきってから考えろ』とアドバイスされたそうです。その後、出演作を重ねて康太の人気は上がっています」(スポーツ紙記者)
康太が注目されたのは今年4月クールのドラマ「ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜」(テレビ東京)。
「松下由樹(57)演じるマネージャーから、異常な愛情を向けられる新人俳優を演じた。松下相手に濃厚なキスシーンにも挑むなど、体当たりの演技を見せました」(同前)
かつてインタビューで、父親にも演技を見てもらうことがあると話していた康太。沢村も、自分とほぼ同年齢の松下と息子のキスシーンを見たのかも。
「沢村さん自身はモデルからスタートし、所属事務所の研音の江角マキコらのバーターでドラマ出演を重ねて、2000年に2時間ドラマの浅見光彦シリーズで主役を掴みました。ただ、12年間にわたって浅見役を続けるなかで、いい人のイメージが付いてしまい、役者としての幅を狭めてしまうのでは、と心配していたそうです。
そこに抗うように、イケメンなのにさらりと下ネタを連発する『エロ男爵』のキャラを段々と周知させていきました」(沢村を知る人物)
息子の挑戦に刺激を受けたのだろうか。沢村も新ジャンルの仕事に挑むという。


