8月14日に3Aで97日ぶりに実戦復帰した佐々木。その後、3試合に登板したが、持ち味の剛速球はすっかり影を潜めていた。ところが、9月9日、5度目のリハビリ登板で見違えるような姿を見せた。直後の11日には、編成本部長のフリードマン氏、GMのゴームズ氏と話し合いを行った。来季以降の先発を前提としたうえで、9月末からのポストシーズンに向けて、中継ぎでの起用はどうか、という選択肢が示されたという。

有限実行のピッチング

ワイルドカードシリーズ突破を果たし、シャンパンファイトで笑顔を見せる佐々木 ©時事通信社

 佐々木は配置転換に悩みながらも、中継ぎ転向を決断。メジャー復帰前に行われたこのインタビューで、投手として「最高の舞台を経験したい」という気持ちも明かしていた。この言葉通り、最高の舞台でチームに貢献している。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、佐々木のインタビュー連載「サイ・ヤングへの道」の記事全文を一挙公開中。今シーズンの歩みを佐々木の言葉とともに振り返ることができる。

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