旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP. 以下スマイル社)の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、昨年12月18日、元ジャニーズJr.の田中純弥(44)と飯田恭平(37)両氏は、米西部ネバダ州で性加害を受けたとして、会社側や関係者らを相手取り、同州第8司法管区裁判所に総額3億ドルの賠償を求めて提訴した。
「アメリカで罪を犯したのならアメリカで裁かれるべき」
両氏の代理人であるクリストファー・ブレナン弁護士は、在米ライターの柳田由紀子氏のインタビューにこう答えた。
「アメリカで罪を犯したのならアメリカで裁かれるべきです。マリファナを考えればわかる道理です。全米の多くの地域で合法だからといって、アメリカ人が、日本にマリファナを持ち込めば日本の法律で裁きを受けるじゃないですか」
スマイル社は、田中、飯田両氏を相手取り、「一切、または同社が設置した被害者救済委員会が提示を超える損害賠償債務が存在しないことの確認」を求める訴訟を日本で起こした。ブレナン氏はこれに反論したのだ。

