節約のため、10年間にわたりセブン‐イレブンのおにぎりを食べ続ける男性へ文春オンラインがインタビューした記事が、話題を呼んでいる。

 男性は、大阪市でグラフィックデザイナーとして働く高下龍司さん(49)。この10年、セブンのおにぎりを平日に2個ずつ、計5000個以上食べ続けている。一方、近年は価格高騰のあおりも受けていると話す。

最近は「100円セール」もほとんど目にしないようになった

 高下さんによると、海老マヨネーズは2016年7月の110円から現在210.60円へと、約2倍に上昇。ツナマヨネーズも110円から178.20円、炭火焼紅しゃけは140円から213.84円とこれまた大幅な値上げだ。

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 高下さんは「200円以上のおにぎりに一瞬ためらいますね。高いのを買ったら、もう1個は安いのにしてバランスを取るようになりました」と影響を語り、「劇的に値が上がったのは今年に入ってから」と現状を分析している。

高下さんが集めてきた、ツナマヨネーズのおにぎりシールの変遷。意外とよくデザインが変わっている 高下さん提供

「最近は買ってない」「コンビニ利用している人は富裕層」といった声も

 記事に対し、Yahoo!ニュース上のコメントでは「先日ふとツナマヨおにぎりを手に取ったら194円で『高っ!』と思いました」「130円くらいのイメージだったのに知らない間にめっちゃ値上げしてますね」など、多数の共感が寄せられた。

 節約志向の高まりもあり「さすがにコンビニおにぎりを2、3個食べたところで満足出来ないので、最近は全くおにぎりを買ってません」「自分も長らく朝食としてコンビニでおにぎり2買って出勤していたが、3年くらい前からおにぎりをまとめて作って冷凍して持参するようになった」と、コンビニ離れをしている人も多いようだ。

 ヤフコメの中には「具が極端に貧相になってる」「普通に日常的にコンビニ利用使用している方は富裕層」といった辛辣なものも目立った。

 米価格の高止まりが続く中、コンビニおにぎりの価格動向は消費者の食生活に大きな影響を与え続けている。

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このインタビューの本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

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