ただプライベートでは、早くから「恋多き女性」の顔を発揮していた。
20代に入ると共演経験のある韓国人俳優、イ・ジュンギとの熱愛説が浮上したが、21歳の時に4歳年上の高岡蒼佑と結婚。
ふたりは宮﨑が中学生時代から交際していたそうで、10年来の愛が実を結んだ結果だった。しかし4年後、宮﨑が26歳の時に「週刊文春」が岡田准一との不倫疑惑を報じ、直後に離婚。
高岡周辺が、不倫からの離婚だと主張したことで、宮﨑の好感度は急落した。しかしその後も2人は関係を育み、6年後の宮﨑が32歳の時に岡田と再婚、翌年には第一子の男児を出産している。
特に産休や育休期間はとらなかったが、映画やドラマの仕事は減少し、ナレーションや声優などに軸足を移していった。
出産後の36歳のときには価値観の変化についてインタビューでこう語っている。
「子育てをしていく中では、どの家庭にも大なり小なり、そうした意見の違いはあるだろうなと思いました。そこも含めて、共感できるところが年々増えていくので、読んでいくうちにどんどん違う感情になっていくんです。(中略)歳を重ねて、泣きながら読むようになりました。自分の経験が増えていく中で、分かる感情も増えていくという感じがしますね」(web「マイナビニュース」21年10月23日より)
「わりと意地悪な部分も持っているタイプだと思うので(笑)」
岡田との再婚後は良妻賢母のイメージを強く打ち出し、数年前からお正月には自分でおせち料理を作る姿などを発信している。
一方で女優としては悪女役の挑戦に意欲を見せ、「わりと意地悪な部分も持っているタイプだと思うので(笑)。(笑顔の裏に)尻尾が隠れている……みたいな感じですか?(笑)」と語る。
13年ぶりの地上波連ドラ出演となる『ちょっとだけエスパー』の後には、来年1月スタートの大河ドラマ『豊臣兄弟!』も控えている。大人になった宮﨑がどんな形でテレビに帰ってくるのか今から楽しみだ。

