今秋スタートのテレ朝系ドラマ『ちょっとだけエスパー』で大泉洋の妻である謎の女性役を演じ、「愛さないの無理すぎる」「久々地上波で見たけどあまりにも可愛すぎない????」とSNSを占拠した宮﨑あおい(39)。

 記者会見で大泉は、監督から「落ち込んでいる設定だから笑わないでくれ」と指示されたが、宮﨑のかわいさに笑顔を浮かべてしまい注意されたエピソードも披露するなど、変わらぬ存在感が改めて注目を集めている。

宮﨑あおい ©時事通信社

 宮﨑は1985年11月30日生れ、東京都出身。4歳でデビューした時は母親は「思い出づくりのつもり」だったという。

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 ブレイクは19歳の時に中島美嘉とダブル主演した映画『NANAーナナー』(05年)。中島演じるバンドボーカルの大崎ナナとは対照的な“庶民派”小松奈々を演じ、自然体で透明感のある演技が高い評価を得た。興行収入40億円という大ヒットを記録し、一気に知名度を上げた。

 20歳で主演したNHK朝の連続テレビ小説『純情きらり』(06年)では戦争に翻弄されながらもジャズピアニストを目指す主人公・有森桜子役、22歳でNHK大河ドラマの『篤姫』(08年)では主人公の篤姫役を演じ、完全に世代のトップ女優に。大河ドラマ主演時の22歳と1カ月(放送開始時)は歴代最年少主演で、その記録はいまだに破られていない。

13歳でのフルヌード、「本当に感じているのでは」と話題になった絡みも

 朝ドラ・大河という王道を駆け上がる一方で、SNSのmixiから巻き起こった「森ガール」ブームでも宮﨑は蒼井優とともに中心的な存在だった。当初はSNS内のムーブメントだったが徐々に拡大し、ファッション誌も一斉に森ガール特集を組むように。宮﨑は森ガールの代表的な存在として表紙などに採用され、ナチュラルなイメージが定着した。

「NANA」公式サイトより

 そのイメージとは裏腹に、実は13歳のときにフルヌードを披露しているのは意外と知られていない。初主演した映画『あの、夏の日 とんでろ じいちゃん』(99年)で、宮﨑は想いを寄せる少年を前に「大切な思い出にしたい」と浴衣を脱ぎ、白い肌をさらす叙情的なシーンを演じた。映画の公開から4カ月後に児童ポルノ禁止法が施行されたため、まさにギリギリのタイミングだった。

 その後はラブシーンには縁がなかったが、28歳で向井理と夫婦役を演じた映画『きいろいゾウ』(13年)では初の濡れ場を演じている。

 上半身裸の宮﨑の上に向井が覆い被さり、ディープキスから首筋やうなじを這うように顔が下がっていく。露出はほとんどないものの、互いに愛撫し合いながら行為に進み、やがて湿ったキス音が辺りに響く中、宮﨑の徐々にエスカレートする吐息とあえぎ声は迫真に迫り、「本当に感じているのでは」と騒がれた。NHKや森ガールのイメージが強かっただけに大きな路線変更が話題になった。