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「なぜ殺人の前に相談する人がいなかったのか」
「犯人のしたことを、許すことはできません。でも、なぜ殺人をする前に相談する人がいなかったのか。誰か相談できる人や、悩みを打ち明ける場所があったなら、こんな事件にはならなかったのでは……そう悔やまれてなりません。
困ったら助けてあげられる社会になり、孤立した人たちを無くすことによって、犯罪を無くすことができるのではないでしょうか」
その後、30組の受賞者を代表して挨拶したのは、罪を犯した元受刑者の雇用を十数年間続けてきた企業だったという。
「昭恵さんは、式典終了後に設けられた受賞者たちとの食事会にも参加しました。自然と受賞者たちの輪の中に交ざっていた。いくつもあるテーブルを回って挨拶や写真撮影にも応じ、顔なじみの人を見つけると、和やかに会話していました」(別の参加者)
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現在配信中の「週刊文春 電子版」では、山上徹也被告を巡る一連の記事を特集している。山上「獄中録」、母への直撃、そして、安倍元首相をめぐる「疑惑の銃弾」まで——事件に関する過去の報道を読むことができる。
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