「イカゲソ天そば」はゲソだけでなく耳、胴体、内臓なども入れて天ぷらにしているということだ。それでメニュー表にはすごくやわらかいと記されていたのである。

「イカワタG」と「イカゲソ天そば」(籾山店主撮影)

 入店した時、2席となりの女性の方が「イカゲソ天そば」を食べていたのだが、店主が「イカが柔らかくないですか、大丈夫でしたか?」と質問していたのだが、こうした製作工程があったからの質問だったのだ。

 別の日に、再訪し「イカゲソ天そば」を食べてみたのだが、これが抜群にうまい。

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イカの胴体も入った「イカゲソ天そば」

 ゲソだけでなく胴体なども入っていてたまらない豪華さである。

イカの胴体も入った「イカゲソ天そば」

 ハロウィン限定の「鴨の血の天ぷら」も作っていた。

どこまで進化するのだろうか…

 他にも随所に、籾山店主の創作意欲がうかがえるメニューがたくさんある。「肉そば」は豚モモ肉を丸ごと仕入れてカット処理し、ボイル、ローストして作っている。その肉の味は上等なチャーシューだという。料理の手法や食材に精通しているからこそ、短時間で多様な創作メニューを完成させることができているのだ。

肉を半分だけのせた「ラーメン」もうまかった

 さすがである。「ラーメン」もスープや鶏油を別に作って提供している。

清潔感のある店内

 籾山店主はお得意のジビエの知識を活かして「たぬき ほんもの」、「むじな ほんもの」のそばを試作しているところだという。

籾山店主の創作意欲は無限大だ

「立ち食いそば あさだけ」はどこまで進化するのだろうか。「これからはもっと斬新なメニューをどんどん作っていきたい」という。籾山店主の活躍が楽しみである。彼の脳細胞にある食の知識と創作意欲は無限大なのだろう。何度でも訪問したくなる店である。

INFORMATION

「立ち食いそば あさだけ」
住所 東京都墨田区江東橋3-9-21 ニュー錦糸町ビル108
営業時間 7:00~14:00(ラストオーダーは閉店30分前。食材がなくなり次第閉店となります)
定休日 不定休
https://x.com/tachiguiasadake

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