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失意の中、次に面接に受かったのが精神科病院の清掃の仕事ですが、入社前に行う健康診断で不整脈が発見され、残念ながら不採用になりました。
で次に採用されたのが老人ホームの掃除の仕事で、3日目に6時半に出勤しろと言われたので気を利かせて6時ちょっと前に出勤したところ、
「時間がない、なにやっているのだ! トイレに行きたいだと!? そんな時間はない! 遅い! グズ!」といわれのない罵声を浴びせられて、さすがの僕もこの理不尽にキレて辞めてしまいました。
僕は「社会不適合者」かもしれない…
ここにいたり、僕は気がつきました。
アルバイトさえもなかなか見つからず、見つかったとしても一週間も続かない仕事がほとんどで、もしかしたら、いや絶対に僕はダメ人間なのだと思いました。
介護前まで仕事があったのがラッキーで本当は社会不適合者だったのだと痛感し、自己嫌悪に打ちひしがれました。
社会不適合者、社会不適合者…。頭の中で耳鳴りのように繰り返し響きました。
社会不適合者、社会不適合者…。