“女児盗撮教師グループ”最後の1人・甲斐海月容疑者（27）の父が初告白「どこへ出しても恥ずかしくないような息子でした」

　現役教師が女子児童を盗撮し、SNSグループに投稿して“品評会”を愉しんでいたという前代未聞の事件。11月6日、岡山市内で暮らす小学校教師の自宅に、愛知県警による捜査のメスが入った。

「今年3月以降、いずれも名古屋市の小学校教師だった水藤翔太被告や森山勇二被告、横浜市で小学校教師をしていた小瀬村史也被告など、各地で立て続けに6人を逮捕。グループのメンバーは計7人。全員が小中学校の教師でした」（社会部記者）

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　つまり、愛知県警は岡山で“女児盗撮教師グループ”の“最後の1人”の摘発に臨んでいたのだ。

「家宅捜索の結果、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、甲斐海月容疑者（27）。押収されたSSDには少女の着替え動画1点が保存されていて、『性的欲求を満たすためだった』などと容疑を認めています」（同前）

「私のようなロリコンにとってはお宝」捨てられなかった動画が決め手に

　取り調べには、「逮捕のニュースを見る度に、いつか捕まるのではないかと不安になり、ネットで入手した盗撮動画などを保存したUSBを処分した」と語った甲斐容疑者。ところが、捨てられなかった1点の動画が逮捕の決め手となった。

「その理由を『私のようなロリコンにとってはお宝みたいなもので、処分するのが惜しかった』と説明。一方、動画に映っていたのは勤務先の女児ではなく、『インターネットで入手した』と話し、捜索時には認めていた盗撮行為についても、取り調べでは『盗撮したことは一度もない』と一転させている」（捜査関係者）

　2021年4月から岡山県赤磐(あかいわ)市の小学校で講師として働き、表向きは真面目な若手教師だったという甲斐容疑者。その“B面”に困惑するのが、他ならぬ家族である。実家を訪ねると、父親は意気消沈した様子でこう語った。

「今回は罪を犯したのかもしれない。でも僕からすると、どこへ出しても恥ずかしくないような息子でした」

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　11月12日（水）12時配信の「週刊文春 電子版」および11月13日（木）発売の「週刊文春」では、父親や祖父の告白、“女児盗撮教師グループ”事件の詳細について報じている。

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