しかし、想定以上に時間がかかったため、緊急停止から約3時間半後、消防に通報。結果として救出に時間がかかったとのことです。

吉原キャスター:落雷が予想される気象条件での運行基準はどうなっていたのですか?

若林記者:運営会社によりますと、まず現地スタッフから事務所に一報が入り、社員が雷の発生する確率を確認したうえで運行の判断をしますが、今回はこの一連の流れの途中で天候が変化し、結果として、今回のような事態となったとのことです。

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今回の結果を受けて、運営会社は『初動対応などについて、最善の選択がなかったかなど、検証していく』としています。

なお、営業再開については現時点で未定とのことです。

大阪府吹田市のエキスポシティ

■「消防にはもっと早く通報しないと」ジャーナリスト鈴木哲夫さん

ジャーナリストの鈴木哲夫さんは、消防への通報が遅れたことを指摘し、「まず一報」すべきだと述べた。

ジャーナリスト鈴木哲夫さん:消防にはもっと早く通報しないと。まず一報でしょ。(消防の)知恵を借りながら、早く救出ってのが一番。これが遅れたことは、反省しないといけないんだと思いますね。

(関西テレビ「newsランナー」 2025年11月26日放送)

緊急停止した観覧車
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