「吐きながら食べていた」3年で約50キロも増量したハードな食事内容とは?
小松田 朝食は、ラーメンどんぶりに盛った白米に、納豆3パック、卵2つを混ぜあわせた納豆卵かけご飯が基本です。それにプラスして、バナナなどのフルーツを食べて、プロテインを飲んで学校に行っていました。
学校は給食でしたが、出されたものはもちろん、余ったものはすべて私が食べていましたね。通っていた中学校では、「残飯ゼロ」を目指していたので、同級生や先生からは「お前がいるからうちのクラスは毎日目標達成だ」ってありがたがられていました(笑)。
そして、15時頃に帰宅したら、おやつとして朝食とほぼ同じ量の納豆卵かけご飯を食べて、クラブチームの練習に行っていました。練習の休憩中にも、2合分のお米を握った巨大おにぎりを食べて、また練習して、20時頃帰宅。帰宅後はすぐにプロテインとバナナを摂って、お風呂に入って、夕飯を食べていました。
――夕飯はいったいどんな量の食事が出ていたのでしょうか……?
小松田 ラーメンどんぶりに盛った白米を3杯分、フライパン1枚分の副菜、さらに山盛りのサラダと、肉や魚といった主菜を食べていました。
――想像を絶する量ですね。その生活を、どれくらい続けていたのでしょうか。
小松田 中学校1年生の冬からスタートして、中学の3年間はこの量を毎日のように食べていました。その結果、中学入学時点では50キロちょっとだった体重が、卒業時点では98キロまで増えていました。
――ほぼ倍ですね。
小松田 身体づくりとはいえ、最後の方は適正体重を明らかにオーバーしていました。もともと食が細い方だったので、最初は吐きながら食べていたくらいでしたし、めちゃくちゃしんどかったですね。でも不思議なもので、だんだんその食生活にも慣れてきて。小さい頃は太れなかったことがコンプレックスだったから、体が大きくなればなるほど嬉しかったんです。
