日本中に眠っている個性的な物件・住宅を紹介している、チャンネル登録者数75万のYouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』。
そんな人気チャンネルを運営している中の人に、スモールハウス物件について話を聞いた。(全5回の3回目/続きを読む)
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――今回の建物は非常にコンパクトですが、ちゃんと住宅なのでしょうか?
ゆっくり不動産(以下、ゆっくり) はい、これは「PACO(パコ)」と呼ばれている、れっきとした住宅です。室内はワンルームで、玄関を入るとすぐにベッドスペース、部屋の奥にキッチンやトイレ、シャワーブースといった水回りがまとめられています。一般的なワンルームとは逆の、ユニークな間取りです。ウッディブラインドの先にはデッキテラスが設けられ、屋外空間も活用できます。
――見た目はコンテナハウスや小屋にも見えますが、どのような違いがあるのでしょうか。
ゆっくり まず性能、特に温熱環境が違います。コンテナハウスの多くは軽量鉄骨造なので夏は暑く、冬は冷たくなりがちです。一方、「PACO」の構造体は木質パネルになっていて、季節を問わず20度程度の温度を保ってくれます。
「本体を工場生産することで、技術のばらつきがなくなる」
――今回、「直送型」というワードも気になりました。一体どういう意味なのでしょうか。
ゆっくり 「PACO」本体は工場で生産を行っており、外壁まで張った状態で現地へ運搬しています。
――工場で家を作る、ということですか。
ゆっくり はい。まず工場で基礎となる枠組みを1から作り、下地が組み上がったら全体に隙間なく断熱を施します。その上から外壁を張れば本体の完成です。
本体が出来上がったらそのままトラックに積んで現地へ運搬します。現地へ運搬したらクレーン車を使って据え付けを行い、そこから内装仕上げと水回りを設置して完成です。
――完成まではどのくらいの期間がかかるのでしょう。
ゆっくり 本体の工場生産を開始してから約2ヶ月くらいですね。
――約4坪とのことでしたが、実際に建築する土地の広さはどの程度必要なのでしょうか。
ゆっくり 土地の形状や法規制にもよりますが、約10坪あれば建築可能です。コンパクトすぎて活用できていない、持て余している住宅の敷地があれば十分建てられてしまいます。
――建築費用はどのくらいなのでしょうか。
ゆっくり 今回ご覧いただいたのは「PACOファミリー」というシリーズになりますが、約550万円からになります。一軒家にしてはかなり費用を抑えられるので、「狭くてもいい」という人にはぴったりな物件ですね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。



