1月9日、韓国の音楽番組『MUSIC BANK』で日本人メンバー2人が所属するK-POPガールズグループSAY MY NAME(セイマイネーム)が、最新曲「UFO(ATTENT!ON)」でデビュー後初の1位を獲得。AKB48、IZ*ONEを経て3度目のグループ活動となるリーダー、ヒトミ(本田仁美)が溢れる涙を堪えながらコメントする姿は、日韓のSNS上で大きな話題を呼んだ。「SAY MY NAMEは2026年のK-POPシーンで注目すべき存在」と語る韓国エンタメウォッチャーでライターのK-POPゆりこ氏が、飛躍の背景を読み解く。(全2回の1回目/続きを読む)

◇◇◇

元AKB本田仁美が所属する「SAY MY NAME」とは?

 K-POPの歴史を振り返ると、ガールズグループは時代ごとに変化を生み、ファン層を拡大してきた。第2世代では少女時代と2NE1が「王道」「エンパワーメント/ガールクラッシュ」の基盤を作り、第3世代ではTWICEやBLACKPINKがアジアを超えて世界的な人気を確立した。そして今や第5世代にあたる新鋭が続々と台頭している。2024年10月にデビューしたガールズグループSAY MY NAMEもその1組だ。

ADVERTISEMENT

2024年、韓国の音楽番組『ショー・チャンピオン』出演時のSAY MY NAME ©Sipa USA/時事通信フォト

 デビュー前にはリードボーカルのドヒ、タイ出身のカニー、日本人のメイ、韓国人メンバーのジュニ、ソハ、スンジュの順でメンバーが公開され、最後にヒトミの名前が発表された時、日韓のアイドルファンが一斉にザワついたのを覚えている。AKB48の卒業生でもあり、惜しまれながらも解散した韓国の伝説的グループIZ*ONEのメンバーとしても活躍した“すでにスター”本田仁美(以下、ヒトミ)の姿がそこにあったからだ。

ヒトミ(SAY MY NAMEオフィシャルサイトより)

 その少し前から「ひーちゃん(ヒトミの愛称)がまたK-POP界に復帰するのでは?」という噂がチラホラ浮上していたものの、まさか本当だったとはと驚いた人も多いだろう。その後、2025年7月に中国人メンバー・シュイが合流し、現在は8人組で活動中だ。