1月9日、K-POPガールズグループ・SAY MY NAME(セイマイネーム)が、韓国の有名音楽番組『MUSIC BANK』で1位の座を射止めた。韓国エンタメライターのK-POPゆりこ氏は「中小事務所からデビューしたグループとして偉業」と注目する。躍進の背景にある、日本人メンバー・ヒトミ(24)とメイ(20)の、知られざる“韓国での評判”とは……?(全2回の2回目/はじめから読む)

◇◇◇

AKB48を卒業後、再び韓国でアイドルの道へ

 2014年にAKB48のメンバーとして芸能活動を開始した後、宮脇咲良や矢吹奈子とともに日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』に挑戦。見事勝ち抜き、IZ*ONEのメンバーとしてスターダムを駆け上がった本田仁美(以下、ヒトミ)。IZ*ONE解散後はAKB48に戻り、2度センターを務めるなど、グループを盛り上げるべく貢献した彼女は、まさに「アイドルのプロ」と呼ぶにふさわしい存在だ。

ADVERTISEMENT

SAY MY NAMEのヒトミ(本田仁美) ©Sipa USA/時事通信フォト

 2024年1月にAKB48を卒業、その後は再び韓国を舞台に3度目のデビューを飾るという異例のキャリアを歩んでいる。日韓のアイドル界の最前線でサバイブしてきた誇りと、現状に甘んじることなく自らをアップデートしていく姿は、まるで求道者のようだ。見るものを癒す、柔らかな笑顔とのギャップもたまらない。

LE SSERAFIM宮脇咲良との共通点と、今も続く“関係”

 共にIZ*ONEメンバーとして活動した宮脇咲良とヒトミは今でも親交があり、LE SSERAFIMの東京ドーム公演の際にはLINEでメッセージを送りあったという。そして2人のキャリアには、驚くほど多くの共通点がある。

宮脇咲良と(本田仁美のXより)

 IZ*ONEというキャリアを背負いながら、異国の地で言葉の壁と格闘し、グループの最年長としてメンバーたちを牽引していくという極めてハードな立ち位置。次々と若い才能が台頭するK-POP界において、2人が韓国のファンからも熱く支持され続けているのは、知名度に甘んじることなく、年々凄みを増していくパフォーマンスと、真摯な姿勢があるからに他ならない。自ら荒野を切り拓いて、現状をアップデートし続ける成長ストーリーは、挑戦を続けるすべての人の共感を呼ぶ。