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若者が「働きたい組織」の特徴を見ると…
リクルート社の「就職みらい研究所」は日本最大級の学生就活プラットフォーム「リクナビ」を通じて就活生への調査を行い、現代の大学生の職業観を「大学生・大学院生の『働きたい組織』の特徴」として毎年ネット上で公表しています。
そこから読み取れるのは、(1)ワークライフバランスの重視、(2)若齢時における給与水準(初任給)の重視、(3)地域定住化志向の拡大、(4)伝統性・安定性志向、(5)個人生活の重視と仕事上の責任の回避、などで、現代の若者世代の特徴が如実に示されています。これらは私の実感とほぼ一致し、どれもが漁業の新規就業者獲得にとって高いハードルになります。
こうした若い世代の職業観を十分に理解し漁業現場が対応をとるか、あるいはそれには当てはまらない希少な人材を何とか確保できなければ、日本漁業の担い手不足は深刻化するばかりです。