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漁業を職業の選択肢にするために
多くの漁業は労働条件や賃金では他産業にとても敵いませんし、待遇面の課題改善は現実的に不可能だと思います。漁業は自然を相手にした産業であり、働き方、働く場所、採算性はいずれも海や天候、水産資源という自然そのものが決定するからです。
だとすれば、開き直るしかありません。他の産業にはない、漁業独自の魅力を打ち出し、それに共感する若者をターゲットにして、とがった人材を獲得しなくてはなりません。
海と自然、漁村社会で生活することの豊かさ、楽しさ、自然と共生する自己疎外感のない労働の素晴らしさなど、漁業でしか得られない魅力はいくつもあるはずです。そこを徹底的にアピールし、それに反応する数少ない若者を掬い取るような戦略が必要です。
