2月8日の投開票日に向け折り返し地点を過ぎた第51回衆議院議員総選挙。各候補者が全国でそれぞれの主張を伝えている。

 

 高市首相が決断した電撃解散は吉と出るのか。

 

「週刊文春」は政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と共に、全選挙区の情勢分析をもとに選挙予測を実施。全289選挙区についても当落予測の評価をつけ、「週刊文春 電子版」で公開している。(完全版リストは「週刊文春 電子版」で配信中)

「ホントは全然手伝いたくなんかないよ」地元県議の本音

 山口2区では安倍晋三元首相の甥、岸信千世元デジタル大臣政務官が3期目を目指す。久保田氏によれば、ここは学会依存度が高かった選挙区。しかも、学会の後押しを得られた前回衆院選ですら、対立候補の平岡秀夫元法相にわずか1700票差まで迫られた。岸氏の経歴について友人が明かす。

「幼稚舎から慶應に通い、大学卒業後はフジテレビに就職。宮内庁担当時代には小室圭さんの自宅前で張り込んでいました。20年に退職して父・岸信夫元防衛相の大臣秘書官に就任。岸田文雄元首相の長男・翔太郎氏とは同じ年に生まれ、親しい関係です」

ピカピカの経歴の岸氏 ©時事通信社

 文春の完全予測リストでは苦戦が予測されているが、原因は岸氏自身の“不徳”にありそうだ。地元の自民県議は、こう本音をぶちまける。

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「岸氏はとにかく評判が悪い。言葉遣いを注意しても聞かないし、地元のことも勉強不足。解散にあたっても『よろしくお願いします』の電話の1本すらない。立場上、手伝いには行くけど、ホントは全然手伝いたくなんかないよ」

「週刊文春」は公示日当日、街宣車から降りてきた岸氏に声をかけたが、名刺を差し出した手をひじで退けられてしまった。 

 この続きでは、岸氏の苦戦ぶりを示す評価を含め、全289選挙区の情勢を忖度なく「A」「B」「C+」「C-」などで評価し、比例を含めた獲得議席を完全予測している。当落予測リスト完全版は、現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月29日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。

次の記事に続く 【衆院選予測2026】自民・青山繁晴氏が参院から“公明党の牙城”兵庫8区に鞍替え出馬も…「もったいない」と政治担当デスクが語る理由