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1万円分の料理関係本を抱えて
午前5時45分。退店を促す「蛍の光」が流れる。
出口付近で、紙袋を両手で大事そうに抱え込んだ女性とすれ違った。その中身は、大量の料理本だ。
「普段はほとんど本を買わないんですけど、今日はここぞとばかりに奮発して1万円分ほど買いました。今はとにかく眠いです(笑)」
彼女は上気した顔でそう笑い、朝焼けの新宿を後にした。
「本を買う理由」と「場所」さえあれば、人はこれほどまでに熱狂する。本が置いてあるだけではなく、巨大なアミューズメントパークのような、忘れかけていた「知的興奮」を取り戻すための……。書店のひとつの可能性を見せてくれたイベントは大盛況に終わった。
関係者も今回の反響を「大成功」と振り返る。近いうちにまたの機会が訪れるだろう。
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