今年も日本映画ペンクラブによる「日本映画ペンクラブ賞」、会員投票による「ベスト映画」が決定・発表された。ベスト映画には、『国宝』(邦画)、『教皇選挙』(外国映画)、『黒川の女たち』(文化映画)が選出された。

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『国宝』©吉田修一朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会
『教皇選挙』©2024 Conclave Distribution, LLC.

 日本映画ペンクラブは、映画など映像に関する評論、報道、出版、放送、制作、マルチメディア等に従事するプロフェッショナルの団体。映像文化の発展と表現の自由に寄与するとともに、会員相互の親睦、福祉をはかることを目的とし、1959年11月に創立された。

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 毎年、会員の推薦、投票、討議によって選出される「日本映画ペンクラブ賞」では、映画にまつわる執筆、出版において優れた成果をあげ、映画界に貢献された方々を顕彰している。

 2025年度の「日本映画ペンクラブ賞」には、『川喜多長政 映画を産業に育てた日本人』(日経BP 日本経済新聞出版)著者の佐伯知紀氏が選出。各賞、ベスト映画の詳細は次の通り。

【日本映画ペンクラブ賞】佐伯知紀 著書『川喜多長政 映画を産業に育てた日本人』(日経BP 日本経済新聞出版)に対して
【功労賞】朴壽南 映画『よみがえる声』の監督およびこれまでの業績に対して
【奨励賞】キネマ旬報社 前野裕一 キネマ旬報ムック『戦後80年 戦争の記憶をつなぐ映画たち』編集に対して
【ベスト映画】
・日本映画 1『国宝』 2『宝島』 3『旅と日々』 4『ふつうの子ども』 5『敵』 次点『遠い山なみの光』
・外国映画 1『教皇選挙』 2『ワン・バトル・アフター・アナザー』 3『エミリア・ペレス』 4『ANORA アノーラ』 4『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 次点『サブスタンス』
・文化映画 1『黒川の女たち』 2『よみがえる声』 3『太陽(ティダ)の運命』 次点『Black Box Diaries』

 授賞式は3月9日(月)に行われる。

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