アニメをきっかけに「キャンディーズ」が再ヒット

「銀河系まで飛んで行け!」はキャンディーズが1977年12月にリリースしたボックス・セット『CANDIES 1676 DAYS〜キャンディーズ1676日〜』に収録された楽曲。『CANDIES 1676 DAYS〜キャンディーズ1676日〜』はキャンディーズの解散4カ月前にリリースされた作品で、キャンディーズのそれまでの作品をまとめたベストアルバム、洋楽の新録カバー、新録、未発表曲をまとめた5枚のLP盤から構成されており、その中で「銀河系まで飛んで行け!」は未発表曲として本作に初収録された。

 同曲は、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」やかぐや姫「神田川」の作詞でも知られる喜多條忠が作詞を、フォークシンガーとして自身も「夏休み」や「結婚しようよ」「今日までそして明日から」といったヒット曲をリリースし時代のカリスマとなった吉田拓郎が作曲を、編曲を和田アキ子「古い日記」や嵐「A・RA・SHI」といった歌謡・J-POPはもちろんCMソングなども手掛け、幅広い分野で50年に渡り日本の音楽シーンを支えてきた馬飼野康二が担当。当時のキャンディーズの勢いを象徴するような豪華な布陣で制作された1曲である。

「銀河系まで飛んで行け!」がなぜ今リバイバルヒットしているのか。直接的な理由としては、アニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』の主題歌に本楽曲が起用されたからだろう。

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『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』公式Xより

『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は、現在29歳の若手クリエイター・亀山陽平が手がけた3DCGアニメ。

 1話3分半の短編として2025年7月より全12話がTOKYO MXで放送、およびYouTubeや各種動画配信サイトで配信されると、80年代を彷彿とさせるレトロフューチャーな世界観と、ユニークなキャラクターたちのシュールで賑やかなやり取りが話題を呼んだ。YouTubeの総再生回数は1100万回超を記録し、現在、再編集版が劇場公開されている。