「週刊文春」でスタートした新連載「村上世彰とフジテレビ『20年目の復讐劇』」。2006年に『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』『ヒルズ黙示録 最終章』を上梓して以来、村上氏を追い続けてきた記者の大鹿靖明氏が執筆するスクープ連載第1回より、一部を抜粋してお届けする。
村上はフジテレビの問題が相次いで報じられるようになった2025年1月、伝手のありそうな経済人に「日枝(久・取締役相談役。当時)さんを紹介してほしい」と頼み込んだ。その経済人いわく「村上さんは『僕は日枝さんの味方をしたいんです。ぜひ紹介してください』と言ってきましたが、本当かなぁ、と思って、もちろん断りましたよ」。もっとも警戒心の強い日枝ゆえ、村上の要望を聞くわけもなかっただろう。
ニッポン放送へのTOBを誘導
そもそも村上は、日枝とは旧知の間柄だった。彼はいまから30年近く前、フジサンケイグループの弱点を初めて見つけた男だったからである。小のニッポン放送が大のフジを従える資本構造のいびつさを見抜き、割安なニッポン放送株を買い集めた。このとき彼は何度も日枝と対峙し、資本構造を是正させようと、ニッポン放送への株式公開買い付け(TOB)を誘導している。
日枝が重い腰をあげて2005年1月、TOBを実施すると発表すると、村上はお台場のフジ本社に赴いて日枝に土下座せんばかりに膝を屈し、謝意を伝えている。
ところが、である。
《この続きでは「村上世彰とフジテレビ「20年目の復讐劇」【スクープ新連載】」第1回として、村上氏とフジテレビの因縁、村上氏側とフジ側の面談などのやりとりの裏側などを詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および2月26日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》


