「童貞芸人」としてブレイクしたお笑いコンビ・カカロニの栗谷(36)が、2025年末に結婚を発表した。2024年末に人生初の彼女ができたと報告し、所属事務所のサーバーをダウンさせるほどの話題を呼んでから約1年。マッチングアプリで出会った「70人目」の女性とのゴールインだった。しかし、その道のりは平坦ではなかった。プロポーズで号泣し、彼女の両親からは猛反対を受けるなど、波乱万丈の結婚秘話が明かされた。

お笑いコンビ・カカロニの栗谷

午前0時に指輪を渡すはずが10分前に1人で感極まってしまい…

 35歳で初めて交際を始めた栗谷は、当初から結婚を強く意識していたという。「この子と一緒にいたら絶対幸せになれる」と感じ、毎日プロポーズするのを我慢していたほどであった。

 プロポーズのXデーと決めたのは、2025年6月末の彼女の誕生日。4カ月前から予約争奪戦を勝ち抜き、ディズニーシーのファンタジー・スプリングスホテルを押さえた。サプライズで婚約指輪を渡すため、彼女の指のサイズをこっそり調べようと奮闘する。数百円の指輪を複数サイズ購入し、彼女が眠っている間に試そうとするも、失敗の連続。最終的には、寝ている隙に9号の指輪が少し緩かったことから「8号だな」とサイズを特定した。

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 そして迎えたプロポーズ当日。前日からディズニーで楽しみ、ホテルの部屋で誕生日を迎える午前0時ちょうどに指輪を渡す計画だった。しかし、その10分前、栗谷は1人で先走って感極まり泣き出してしまう。

「彼女もわけわかんないから『え、怖いんだけど』と慌てて、『何かあった? 仕事?』とか心配されたりして。でも言えないからごまかしたんですけど、あの10分間は地獄でした」

 ようやく0時を迎え、「結婚してください」と伝えると、彼女は「だから泣いてたのか」と納得し、笑いながら「いいよ」と快諾。指輪のサイズもぴったりだったという。

 

 しかし、次なる壁は彼女の両親からの猛反対だった。かたい職業に就く父親が、テレビで森脇健児に「クソ老害が、骨折しろ」と言い放つ栗谷の姿を見ており、「なんて失礼なやつなんだ」と印象は最悪。半年近く会うことすらできなかった。

 さらに栗谷は『ロンドンハーツ』で「相手の両親に反対されてる」と話してしまい、放送を見た両親の心証をさらに悪化させてしまう。だが、その場面のカットについて彼女に電話で相談した際の反応は意外なものだった。

「彼女の第一声は『その話で収録は盛り上がったの?』でした。盛り上がったと答えたら『じゃあカットしたらもったいないじゃん』と返してくれて」

 その後、彼女の粘り強い説得により、11月に食事の機会が設けられる。会うまでは極度に緊張していた栗谷だったが、実際に話してみると大いに盛り上がり、一気に結婚を承諾してもらえた。「ちゃんと喋れるんですね」「こんなにまともな好青年だったとは」と、下がりきっていたハードルが良い方向に作用したようだ。

 

「彼女が苗字を変えるとなるとカードや銀行の手続きも…」

 結婚にあたり、栗谷は大きな決断も下している。

「僕が彼女側の苗字にしたんです。栗谷ってあんまりいないから、子どもができて学校とかが始まったらバレちゃうリスクがあるのでそれは避けたいと。あと彼女が苗字を変えるとなるとカードや銀行の手続きも面倒くさいだろうし、僕がやればいいかなって」

 初めての恋愛から結婚まで、全力で突き進んだ栗谷。現在は「幸せしかない」と語る一方で、一家の大黒柱としての責任から、将来への不安も感じるようになったという。彼の純粋で人間味あふれる奮闘は、これからも続いていく。

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