再び飛び出した“源田の1ミリ”

 東京ドームのビジョンに流れた映像に日本を応援するファンから大歓声が起こる。ボールが源田の太もも付近を、ほんのわずかにかすめる映像がはっきり映し出されていた。

 判定が死球に変わって満塁。試合の流れが一気に日本へと引き込まれた結果が、1死後に飛び出した大谷の驚愕満塁弾だったのである。

満塁ホームランを放った大谷 ©︎時事通信社

 日本が世界一を奪回した前回大会で、ファンの脳裏に深く刻み込まれたのが、メキシコ戦で試合の流れを変えた“源田の1ミリ”だった。

ADVERTISEMENT

 日本が3点を追う7回1死一塁。盗塁を試みた一塁走者が二塁に滑り込んだ際に、タッチを掻い潜ったように見えて一度はセーフの判定が下った。しかし走者の足がベースから離れた一瞬を見逃さず、源田がその足をかすめるようにタッチ。リプレー検証の結果、判定が覆って三振併殺でピンチを切り抜けた。

 このワンプレーで試合の流れがガラッと変わり、直後に吉田正尚外野手(ボストン・レッドソックス)の同点3ランが飛び出して、日本はメキシコを破って決勝に進出していたのである。

 これがファンの記憶に刻まれた元祖の“源田の1ミリ”だった。そして再びリプレー検証で判定を覆らせたこの2回の源田の打席に、ネットでは再び“源田の1ミリ”がトレンド入りする騒ぎとなったのである。

「国内組の野手で(井端)監督が最初に(代表選出を)決めたのは源田だったと思うよ」

 こう語っていたのは金子誠ヘッドコーチだ。

この続きでは、昨シーズン不振に陥っていた源田と井端監督やりとり、源田が第1戦で見せた活躍について報じている》

文春リークス

あなたの目の前で起きた事件を募集!

情報を提供する
次の記事に続く 「いやー、勝てて良かったですね」韓国戦3失点の菊池雄星が漏らした安堵の声 本人が語った“異変”のワケ「調子は良かったんですけど…」「いい打線でした」