「連投は6年か7年ぶり」
「連投は6年か7年ぶりだったと思います。ブルペンでは少し疲れているなと思いましたけど、やっぱりこの大会にかける思いは強いので、そこは意気に感じて任されたところで全力でやりたいなと思っていました」
この日はブルペン待機で、3番手での連投が告げられたのは、7回のオーストラリアの攻撃中のことだったという。そこから肩を作り出したが、その真っ最中に飛び出したのが吉田の2ランだった。
「ブルペンで見ていて、叫びながらみんなではしゃいでいました。でも、僕は『どちらにしても行くよ』ということだったので、その瞬間により緊張しました」
真っ直ぐとフォーク。基本的にはこの2つの球種しかない。しかしそれぞれのボールの威力が半端なく、力で押し切るパワーピッチができることが持ち味だ。
侍ジャパンに立ちはだかる「準々決勝の壁」
特に準々決勝でぶつかる可能性の高いベネズエラやドミニカ共和国はメジャーリーガー主力のチーム。アッパー気味の軌道でバットを振る打者が多いメジャーリーガー相手には、高めの真っ直ぐが有効となる。そしてメジャーでは浅く握って小さく落とすスプリットが主流なだけに、人差し指と中指で深く挟んで大きな落差を生む日本流のフォークボールもかなり有効な武器となると言われている。
《この続きでは、種市が投球時に意識していること、井端監督が語った今後の投手陣の起用法について報じている。記事の全文および台湾戦「源田の1ミリ」や吉見一起投手コーチが語る投手陣“再編”の可能性の特別リポートは、「週刊文春 電子版」で読むことができる》

【WBC特別リポート】日本の救世主・種市篤暉が明かす舞台裏「ブルペンでは少し疲れているなと…」井端監督が再考する“奪三振男”の起用法「最も効果的なところで使いたい」
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