「SPEED」のデビューから30周年という節目を迎えた島袋寛子(41)が、再び注目を集めている。

 島袋は、現在放送中のドラマ『元科捜研の主婦』(テレビ東京系)に、松本まりか演じる主人公の親友・北村さくら役で出演中だ。さくらは科捜研のメンバーで、元同僚である主人公を手助けする重要な役として頻繁に作品へ登場。島袋は自然体の演技で役を演じ、SNSなどで視聴者から高評価を得ている。

 島袋が演技の仕事を本格的にはじめたのは2024年からで、女優としてのキャリアはまだ浅い。『元科捜研の主婦』を見て、久しぶりに島袋の姿を発見した視聴者も少なくなかっただろう。30年という長いキャリアの中で、人気が低迷した期間もあり、ようやく女優として再ブレイクのきっかけをつかもうとしているところだ。

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女優として再ブレイクのきっかけをつかみつつある島袋寛子(本人Instagramより)

「SPEED」スピード解散ののち、長い低迷期に

 1984年4月7日生まれの島袋は、12歳だった96年に今井絵理子、上原多香子、新垣仁絵と共に「SPEED」としてデビュー。メインボーカルを務め、パワフルな歌声ですぐに国民的な人気を獲得した。

 その後、SPEEDは『STEADY』『White Love』など大ヒット曲を数多く発表するが、わずか4年足らずで解散を発表。その後、再結成をしたものの往年のような活躍は見せられず、現在も表立った活動は行われていない。

1996年にメジャーデビュー→2000年に解散したSPEED ©時事通信社

 グループ在籍中の1999年にシングル『AS TIME GOES BY』でソロデビューを果たしていた島袋は、解散後にソロアーティストとして活動。ジャズプロジェクト「Coco d'Or」を始動させ、今井とユニット「ERIHIRO」を結成するなど、さまざまな形で作品を発表した。

 しかし、目立ったヒット曲はなく、徐々に活動が先細りし迷走状態に。かつて、SPEEDで大ヒット曲を連発した島袋としては、長い低迷期に入ることになる。

 なぜ、島袋はソロアーティストとしてブレイクできなかったのか。