林芳正総務大臣の秘書を務めていた人物が、インサイダー取引事件で逮捕、起訴されていたことがジャーナリスト・西﨑伸彦氏の取材で分かった。

 林氏といえば、昨年の自民党総裁選で3位となり、ポスト高市の有力候補と言われる政治家だ。「週刊文春」はこれまで、2024年の衆院選での運動員買収疑惑などを報じ、その後公職選挙法違反による刑事告発がなされている。

林芳正総務相 ©時事通信社

林氏の元秘書が「ニデック」のTOBを巡る容疑で逮捕

 そして今回、約23億円の巨額インサイダー取引事件で逮捕された7名のなかに、林氏の秘書を務めていた人物が含まれていたことが新たに判明した。

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 2月2日に東京地検特捜部が、モーター製造大手「ニデック」のTOBを巡って、三田証券の取締役投資銀行本部長らを金融商品取引法違反容疑で逮捕したと発表した。特捜部に逮捕されたうちの一人が伊東一輝という人物で、3月2日に起訴された。

ニデック ©時事通信社

 東京地検関係者が語る。

「逮捕、起訴時の肩書きは、会社役員とされていますが、伊東は林事務所から国会の通行証も与えられた(れっき)とした秘書でした。少なくとも約3年は永田町の会館事務所で、林氏の地元、山口県の支援者などから陳情を受ける秘書業務を担っていた」

 林事務所は、「ご質問の人物は昨年末に事務所を退職しており、私設秘書として主に車両の運転をし、政治資金または公務に係る業務は担当しておりません」と書面で伊東が秘書を務めていた事実を認めた。

 伊東はどのようにして、インサイダー取引に関与することになったのか。

 3月11日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および3月12日(木)発売の「週刊文春」では、インサイダー取引に関与することになった経緯、伊東の父親が率いる介護業界大手の実態、林氏と伊東の関係などを詳しく報じている。

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