決意したとおり、10代の頃より自分から発信することには積極的だった。2014年には、自身のTwitter(現・X)アカウントをタイトルにしたファッションブック『@elaiza_ikd』を、クラウドファンディングで制作資金を募って出版している。
「1年以内に必ず売れる」という自信
上京当初はお金が足りなくて生活費を切り詰める日々が続くも、1年以内に必ず売れるという自信があったという。事務所にも「私にはこういう可能性があります。だから、こういう仕事がしたいです」と明確に伝えていた。自分の気持ちをストレートに伝える姿勢は、映画やドラマの現場でも貫かれ、そのためによく監督とぶつかっていたらしい。ただ、そういう経験から学ぶことも多かったという。
「1年以内に必ず売れる」と信じていたとおり、上京の翌年、2015年に公開された映画『みんな!エスパーだよ!』でヒロインを演じて注目される。SNSなどで自分の好きなものなどについて発信を続けてきたことは、仕事のうえでも効果があったようだ。ドラマ『ぼくは麻理のなか』(2017年、フジテレビ)で主演を務めた際には、以前から原作者の押見修造のマンガを好きなことが制作チームに知られていたらしく、「エライザしかいない」と言われて感銘を受けたという。
このドラマは、吉沢亮演じる大学生の小森が、行きつけのコンビニで遭遇した高校生・麻理になってしまうというストーリーで、池田は麻理本人と、小森が心のなかに入った麻理とを演じ分けるというなかなか難しい役どころだった。ただ、同作がフジテレビの動画配信サービスFODで配信されたのち、地上波で放送されたころのインタビューで彼女は次のように語っている。

