4月12日、東京・目白の学習院大学で行われた、卒業生や在校生が集まる「オール学習院の集い」。天皇皇后両陛下の長女・愛子さまも、友人と母校を訪れていた。日曜日で公務もなかったこの日、身に着けていたのは、薄紫色のセーターと黒いパンツ。白いショルダーバッグを肩から掛け、向かった先は――。

専門家も舌を巻くほどの“質問力”

「第57回現代女流書展」を訪れた愛子さま ©時事通信社

 腰近くまで伸びたロングヘアをバッサリと切り、社会人3年目をボブヘアで迎えた愛子さま。

 4月6〜7日には、東日本大震災から15年の節目に合わせ、天皇皇后両陛下と福島県を訪れた。愛子さまにとっては、初めての福島への公式訪問となった。

福島を訪問された際の愛子さま ©時事通信社

 初日には双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館へ。ご一家で海に向かって、犠牲者に花を手向けられた。2日目に出向いた、大熊町立学び舎ゆめの森の志賀仁校長は、被災地の現状に非常に興味を持っているという印象を受けたと語る。

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「昔は緑化活動を積極的に行っていた学校が帰還困難区域にあり、今は校庭も草が生い茂っている状態になっていることをご説明しました。心を痛めている表情で聞いていらっしゃったので、私たちに寄り添ってくださっていると感じました」

 その背景には、勤務先である、日本赤十字社でのご経験も影響しているようだ。富岡町の、とみおかアーカイブ・ミュージアムの三瓶秀文副館長が振り返る。

「災害対策本部を再現した展示をご覧いただいた時のことです。愛子さまが、『職場で災害対策のシミュレーションをしています』『災害が実際に起きた時は大変だったでしょうね』などとおっしゃった。お仕事に絡めたご質問でしたので、特に覚えています」

 最近の愛子さまの“質問力”は、専門家も舌を巻くほどだという。3月に訪れた、日本橋高島屋で開かれていた、現代女流書展でのことだ。ご案内にあたった書家・兼岡白葉氏が語る。

「石に文字を刻む篆刻(てんこく)の作品をご説明した際、今回は展示されていない、亡くなられた篆刻家の小林()(あん)先生のお名前を出されたのです。つまり、小林先生の作品もご覧になっていて、その世界をご存じだということ。これには驚きました」

日赤での仕事では…

 充実の一途を辿る公務の一方で、日赤での仕事にも日々励まれている。日赤関係者が打ち明ける。

《この続きでは、日赤関係者が明かす愛子さまの公務との両立ぶり、オフの意外な姿などを報じている。記事全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月16日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

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