奇跡の金メダルから2カ月後、突如として引退を発表したりくりゅう。人気・実力ともに絶頂の今、なぜ第一線を退くことを決めたのか。発表直前、練習拠点を置くカナダに凱旋した際、恩師らに明かしていた本音とは――。
3月下旬、カナダ東部・トロントにある一軒の診療所。羽生結弦をはじめ、数多のフィギュアスケーターを支えてきたマッサージ師・青嶋正氏の元を1組のカップルが訪れた。“りくりゅう”こと、三浦璃来(24)と木原龍一(33)である。カナダを練習拠点とする2人は、2019年以来、青嶋氏の施術を受けてきた。だが、ミラノ五輪後は多忙を極め、診療所を訪れるのは久しぶりのこと。木原は、青嶋氏にこうこぼした。
「色々振り回されちゃってケアに来れなかったので、ちょっとキツかったです」
一方の三浦は、五輪の緊張感から解き放たれていたのだろう。約1週間後に日本で控えるアイスショーを前に、ウキウキした様子で「ショーだから!」と言って、笑顔を見せた。
青嶋氏は、2人がミラノ五輪に旅立つ直前、「金メダル獲っちゃったら、持ってきてね」と声をかけていた。
「今回、約束通りメダルを持ってきてくれました。ペアの金メダルと団体戦の銀メダルの計4つを持たせてくれたのですが、1つ約500グラムですから、ずっしりと重かった」(青嶋氏)
青嶋氏とともに満面の笑みでカメラに収まる2人の表情には、どこか安堵感も浮かんでいる。
突如として引退を発表したのは、それから約3週間後のことである。青嶋氏に尋ねると、「2人から引退の“予兆”を感じていた」と明かして――。
《この続きでは▶独占取材 コーチは「ミラノ五輪の前に聞いていたよ!」 ▶璃来が涙した「愛情弁当」龍一は「引退しても楽にならない」 などのトピックを詳報している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月23日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》
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