ビニールーシートで厳重に目隠しされた空間の中で、ヘアキャップ・マスク・手袋を着用した鑑識員らが頻繁に出入りする様子が確認された。

作業は午前11時過ぎから始まり、3時間以上にわたって続いていた。

捜査本部はすでに「遺体は何らかの乗り物を使って運ばれたとみられる」との見解を示しており、押収車両は事件の鍵を握る存在として位置づけられている。

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鳴海氏は今回調べた意義をこう説明する。

元神奈川県警 鳴海達之氏:容疑者が『この車を使って遺体を運んだ』と供述しているのではないかと私は思っていて、どの席に座ったのか、繊維片や微物をずっと探してますから、相応の時間がかかっているんだろうと思います。

さらに、3月26日にも車の調べが行われていたことを受け、今回との違いについてこう解説した。

元神奈川県警 鳴海達之氏:自供をした後の作業ですから、ちょっと意味合いが違う。前の捜索とは違ってもっと綿密に調べようということで、もう本当に繊維の一本でも見逃さないような作業をやってるんだと思います。

押収車両を長時間調べる

■遺留品の点在 通勤ルートとの重なり

事件の経緯を振り返ると、遺留品は安達容疑者の自宅から勤務先への通勤ルート上に点在していた。

・3月29日:通学カバンが発見
・4月12日:結希さんが履いていたとみられる靴が発見
・4月13日:小学校から約2キロの地点で遺体が発見

鳴海氏はこの遺留品の配置についてこう見る。

元神奈川県警 鳴海達之氏:朝の時間帯の犯行ですから、その日は会社に行く予定がある。なるべく時間が遅れないように疑われないように、事情もよく知っていて、『ここには人がいるとかいないとか分かっている』ルート上で、点在して遺留物を置いたのではないかと思います。

遺留品の点在 通勤ルートとの重なり

■今後の焦点「死体遺棄を固めてから殺人へ」

今後の捜査の方向性について、鳴海氏はこう見通す。

元神奈川県警 鳴海達之氏:死体遺棄事件をしっかり固めて、一旦、起訴なりをしないといけない。殺人の関係が立件できるようであれば、再逮捕をかければいいわけです。その前段として死体遺棄を固めていかないと、殺人自体もまた崩れる可能性が十分にあります。

また、任意段階の供述の重要性についても言及した。

元神奈川県警 鳴海達之氏:結希さんがいなくなった当日の午前中から午後の話ですから、勘違いしたとか思い違いしたということはありえない。言ったことは全て自分がしゃべったこととして責任を持ってもらわないと困る。

安達容疑者は現在、取り調べに対して落ち着いた態度で応じているということで、警察は詳しく調べを進めている。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年4月21日放送)

元神奈川県警 鳴海達之氏
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