ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースはナ・リーグ西地区で首位を快走している。だが、開幕から先発ローテーションの一角を占める佐々木朗希投手(24)は苦戦が続いている。久々に終日オフとなった5月7日(現地時間)、インタビューに応じた。

バッターに全集中できるように、今は練習するのみ

今季6回先発して計28イニングを投げ1勝3敗、防御率5.97の佐々木(5月11日時点) ©文藝春秋

――5月2日、カージナルス戦に今季6度目の先発。これまでで一番長い6回、104球を投げて3失点と試合を作りましたが、結果的には2対3で敗け投手になりました。

「正直、投球内容的には、今季一番良くなかった。運が良かった部分もあって何とか6回まで行けましたが」

――3回に主軸が2巡目を迎えたところで立て続けにヒットを打たれ、絶好調の四番・ウォーカーにホームランを浴びて計3失点。

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「あの日はブルペンまではすごく感覚が良かったのですが、試合に入るとズレがあって……強く投げる際、指がボールにかかった時に、なかなか自分の思うところに行かなかった」

――ロバーツ監督からも「球速がもう少し」と。最速が158キロでした。

「そうですね。2回に死球をあてたり、四球を出したり、球が抜けてしまったり。その後、探り探りいったときには、球速が落ちていた」

――ウォーカー選手のホームランは、135キロのスプリットでした。

「めちゃくちゃ甘いボールというわけではなかったと思うのですが……。むしろ、その前の2人にボールを先行させてしまい、カウントを取りに行った真っすぐを狙い打たれてタイムリーを浴びたほうを凄く反省しています。自らカウントを悪くし、置きに行ったところを打たれてしまった。そういう球ではやっぱり通用しないし、配球的にも真っ直ぐだろうと読まれてしまっていたので」

――その前のカブス戦は4失点したものの内容は良く、初勝利を挙げていた。

「今季一番、投げている感じが良かったですね。カージナルス戦との違いは……フォームの微妙な差なのかなと思います。良いときのフォームを毎試合再現できないといけないのに、それができていない。力が抜けちゃいけないところが抜けていたりして、うまくボールに力が伝わらず、コントロールも悪くなる。フォームをいちいち意識しなくてもバッターに全集中できるように、今は練習するのみです」

©時事通信社

――そのカブス戦から新たな武器として導入したのが、速いスプリットですね。

 この続きでは、先発ローテから外れる可能性もある今後について佐々木から語られた思い、4月下旬の始球式に登場したロッテ時代の“元同僚”との交流秘話、いまの精神的な支えなどを本人が語っている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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