2024年4月に北海道旭川市で起きた、女子高生が橋から転落させられ殺害された事件。殺人などの罪で起訴された内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判が5月25日、旭川地裁で始まった。判決は6月22日に言い渡される予定だ。
凄惨な犯行の背景には、一体何があったのか。内田被告は2022年ころから半年ほど、旭川市のニュークラブ(キャバクラのような形態の店)でキャストとして勤務していた。当時の内田被告の働きぶりについて報じた記事を再公開する。(初出:「文春オンライン」2024年6月24日配信。年齢、肩書は当時のまま)
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「梨瑚は本指名が一人ついていて、月に20万円近く売り上げていたと言っていました。本当はもっと本指がついてもいいと思うんだけど、継続的につく客が少ない。ノリがいいからその日は盛り上がるけど……みたいな。接客が薄っぺらいんだと思います」
4月19日、旭川市の渓谷「神居古潭」で留萌市の女子高生・村山月さん(17)さんが殺害された事件。主犯である旭川市の無職・内田梨瑚容疑者(21)の知人は、市内のニュークラブに勤務していた内田の働きぶりについてこう評したーー。
殺人の疑いで再逮捕
社会部記者が解説する。
「4月18日、内田は自身の画像をSNS上で勝手に使用していた村山さんに腹を立て、村山さんに10万円を要求。電子マネーでの送金が失敗したため、内田とその”舎弟”のA子容疑者(19)、そして未成年の男女2名が留萌市の道の駅まで車で向かい、村山さんをそのまま車に監禁。およそ60キロ離れた旭川市まで車で連れ回した。
そして翌日未明、神居古潭の『神居大橋』から村山さんを突き落とし、溺死させたとして、内田とA子が6月12日に逮捕された」
内田はすでに村山さんに対する不同意わいせつ、監禁、恐喝の容疑ですでにほかの3名とともに逮捕されていたが、殺人の疑いで今回再逮捕された。
旭川への道中、村山さんはコンビニの従業員に助けを求めたものの、内田が「この子はおかしくなっているから気にしなくていい」と言い放っていたという。
