「海斗が真面目に仕事をして家族を大切にしている姿も間近で見てたからさ、複雑な気持ちだよね……。前の奥さんとそのお子さんと離れてから海斗は悪い方に転んでしまった」(竹前海斗容疑者を知る飲食店店主)
5月14日、栃木県上三川町の住宅に少年4人が押し入り、富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件。少年らに犯行の指示をしていたとして逮捕されたのが竹前海斗容疑者(28)だ。地元のワルガキが凶悪犯に変貌したきっかけは“ある女性”との別れだった――。
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による犯罪とみる警察は、いずれも16歳の実行犯の高校生4人と、犯行の指示を出していた竹前海斗容疑者と妻の美結容疑者(25)を強盗殺人容疑で逮捕。そして26日、捜査に進展があった。
「事件を計画し、海斗容疑者と連絡を取り合っていたとして警察が40代男に強盗殺人の疑いで逮捕状を取った。事件関係者のスマートフォンを解析するなどしてこの男性の関与が浮上しました。事件数日後、男は中国へ出国、その後東南アジアへ逃亡した可能性があります」(社会部記者)
この男性は秘匿性の高い通信アプリで海斗に指示を出していた。そして、海斗が実行犯の高校生らに直接指示を出していた。
「夫婦は栃木県内で現場とは別の場所から、リアルタイムで高校生らと通話しながら指示を出していました。逮捕された高校生の一部は竹前夫婦から犯行の指示を受け、『やらなければ家族や友達を殺す』と脅されたと供述しています」(同前)
3人兄弟の次男である海斗は、神奈川県横浜市内にある市営団地で幼少期を過ごした。「小・中学生時代から素行が悪かった」と同級生たちは口を揃え、定時制の高校に入学するが、数カ月で退学してしまう。そんな海斗に目をかけていたのが、海斗の叔父だったという。
「1本の瓶ビールをちまちま飲んで…」
「海斗の叔父さんが水道関係の会社をやっていたんだけど、海斗はそこで真面目に働いていた。叔父さんも『海斗に跡を継がせたい』って言うくらい海斗のことを信頼していたから。海斗は7、8年前頃からうちのお店に来てくれるようになったんだけど、最初は叔父さんと叔母さんに連れられてきた。『お酒強くないんです』って言いながら1本の瓶ビールをちまちま飲んでたよ」(前出・飲食店店主)
その後、海斗は店主と意気投合し、次第に1人でも店を訪れるようになったという。そこでは、不良の一面とはまた違った顔を覗かせる。
「自分から他の人に話しかけられないようなすごいシャイな子だった。以前、うちの店でアルバイトをしていた大学生の女の子のことを『可愛い、可愛い』って言うんです。私が海斗カッコいいんだからもっと声かければ良いじゃんって言ったら、『可愛い子は緊張しちゃって話ができないんです』って恥ずかしそうに言うんだよ。その時は、今よりもシュッとしててV6の三宅健くんみたいな顔で。顔は小っちゃいのに体はガッチリしてる細マッチョのイケメンだった」(同前)
海斗が過去にジャニーズ事務所のオーディションに参加したことがあるというエピソードは既報の通り。海斗の地元の友人も「女性との交際が途絶えなかったイメージ」と証言している。そんな海斗は、今回一緒に逮捕された美結と結婚する以前に、別の女性と結婚し、子供もいたという。
「20歳くらいの時に前の奥さんと結婚した。その時期は家族のために仕事も頑張ってすごい幸せそうだった。子供もすごく可愛がっていて、海斗は首に自分の子供に関係するタトゥーを彫ったほどだった。だけど、5年くらい前だったかな、前の奥さんと別れることになったと本人から聞かされた。『離れたくないんだけど』って、納得していない感じの別れのように見えたよ。海斗にとっては、その別れがよくなかったんじゃないかな……」(同前)
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この続きは「週刊文春 電子版」で配信中。今回とは別の件で逮捕された「ある出来事」、事件1カ月前の海斗容疑者の姿、地元の友人が「おかしくなった」と語る最近の海斗容疑者の様子など、詳しく報じている。
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