食品大手カルビーは、中東情勢の緊迫化によりナフサを原料とするインクの調達が不安定になったとして、「ポテトチップス うすしお味」など14商品のパッケージを5月25日の週から白黒の2色に変更し、販売し始めた。
「この動きに対し、官邸幹部や首相周辺が『売名行為だ』『カルビーは過剰反応だ。報道されて他社も不安になる』と発言したと、朝日新聞(5月21日付朝刊)が報じ、物議を醸しています」(政治部記者)
政府としては、資源不足への不安が拡大していくことを懸念しているのだろう。高市早苗首相も、ナフサの総量は「足りている」との姿勢を崩していないが、
「白黒印刷は、商品自体の値上げや減量以外の“第三の調整手段”として、目下、全国のパッケージ印刷業者には問い合わせが相次いでいる。実際、カラー印刷に比べ、商品の魅力を伝える表現力こそ低下するものの、価格は10%程度抑えられます」(中堅印刷会社)
この斬新なアイデアを繰り出したのは、カルビーの江原信社長兼CEO(67)だ。1981年、慶応大を卒業後、伊藤忠商事に入社。2001年ジョンソン・エンド・ジョンソンへ転じ、11年、カルビーに入社した。グループ会社のジャパンフリトレー社長、カルビー副社長などを経て、23年に社長に就任した。
《この続きでは、江原氏による脱日本戦略、新規事業への熱意などその人物像を詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および5月28日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》


