日本を動かす官僚の街・霞が関から“マル秘”情報をお伝えする『文藝春秋』の名物コラム「霞が関コンフィデンシャル」。最新号から、ダイジェストで紹介します。 

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国際派に集まる視線

 経済産業省の「中東チーム」がフル回転している。通商政策局、製造産業局、資源エネルギー庁の資源・燃料部を中心に、各局から応援を出し、中東以外からの原油やナフサの代替調達や、エチレン系素材の国内流通に目を光らせる。

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ナフサの代替調達を指揮する経産省の荒井勝喜・通商政策局長 ©時事通信社

 代替調達を指揮するのは荒井勝喜通商政策局長(平成3年、旧通産省入省)だ。赤澤亮正経産相(昭和59年、旧運輸省)の信頼が厚く、経済産業審議官への昇格が確実視されている。

 経産省は、片岡宏一郎官房長(平成4年、旧通産省)が来年、事務次官に昇格するのが既定路線。次官を頂点とするルールからみれば、荒井氏の経産審議官は1年限りとなる。だが省内では「コロナ禍の時から歴代政権が重用してきた人材。少なくとも2年はやるはず」(幹部)という見方が専らだ。平成3年組には伊吹英明製造産業局長、野原諭商務情報政策局長もいるが、荒井氏が最後まで“生き残る”ことになる。

画像はイメージです ©アフロ

 政官界で荒井氏が注目されるきっかけは、コロナ禍で、ワクチン輸送の機材調達を担ったこと。「首相が出席する会議に連日同席し、実質的に官邸官僚の役割を果たした」(官邸筋)という。岸田文雄首相の秘書官時代に失言による更迭の憂き目にあったが、「復権できたのは本人に実力があったからこそ」(次官経験者)。今も原油やナフサの代替調達の交渉を自ら担い「行動力はさすがだ」(自民党商工族)と評価は高い。〈続きでは、財務省の国際系の人材についても語られています〉

※本記事の全文(約4500字)は、月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」と「文藝春秋」2026年7月号に掲載されています(霞が関コンフィデンシャル)。

出典元

文藝春秋

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