1日100枚以上は手袋を使うということで、代替品の手袋は100枚あたり400円ほど値段が上がるうえ、破れやすく水も入りやすいためストレスも溜まってしまう。
さらに、破れやすいので消費量は約2倍に…負の連鎖だ。
■100年名店「うなぎ じん田」繁忙期に資材高騰!
最後に訪れたのは、100年以上続くうなぎの名店「じん田」。百貨店にも蒲焼きを納品する職人のお店ですが、ここにも影響が出ていた。
店主・甚田國晴さん:7月に向けて土用の丑があるので、繁忙期に向けて焼いたウナギを真空してお客さんに渡すんですけど、真空する袋がかなり値段が上がってきている。
真空袋は1ケース(約1万枚)で2000円の値上がり。
父の日からお中元、土用の丑と注文が殺到する繁忙期の7月で比較すると、資材費は去年の月約120万円だったが、ことしは約135万円と、15万円も高騰する可能性があるのだそう。
店主・甚田國晴さん:ご注文いただいた分に関しては、是が非でも我々は供給しないといけない。色んな業者当たるなり日本全国探してでも代替品となる私財を集めてお客さんに届くようにしたい。
資材不足で、供給することすら困難な日が来るかもしれない。
■「ナフサショック」は身近に迫っている
プリンのカップ、テープ、接着剤、ゴム手袋、うなぎの真空袋。
「ナフサ」という一つの原料が止まるだけで、街のあちこちに連鎖的な影響が広がっていることが今回の取材で浮き彫りになった。
まだ「実感がない」という声もあるが、お店の裏側ではすでに価格上昇や品不足との闘いが始まっている。
(関西テレビ「newsランナー」2026年6月5日放送)
2026/06/09配信
ナフサ不足で靴修理店の損失は月に「約150万円」 「靴に使う接着剤が…死活問題」 “ナフサショック”の実態を大阪・天神橋筋商店街で徹底取材 おにぎり店・プリン容器・トランプ・うなぎまで


