「やっぱりオランダのフットボールは独特ですし、彼らは良くも悪くもすごくプライドが高いですよね」

 そう語るのは、元日本代表DFの岩政大樹氏(44)だ。6月15日に、森保一監督が率いる日本代表が対戦するオランダとは、自身も2010年に南アフリカW杯の舞台で相まみえたことがある。現役引退後は鹿島アントラーズで監督を務め、今年の4月からは母校・東京学芸大学蹴球部で指揮を執っている。サッカー界きっての頭脳派で知られる岩政氏が考える、オランダ攻略のポイントと、日本代表の“戦い方”とは――。

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岩政氏は代表で8試合に出場 ©時事通信社

 2010年のオランダ代表は、大会前のFIFAランキングは4位。ファン・ペルシーやファン・デル・ファールトといった強力な攻撃陣を擁していた。グループリーグ第2戦で対戦した日本は中澤佑二、田中マルクス闘莉王の両DFを中心に、なんとか猛攻をしのいでいたが、後半にスナイデルにスーパーゴールをたたきこまれて0-1で敗れた。オランダはその後、準優勝まで駆け上がった。岩政氏は言う。

「オランダ代表のプライドが、相手にとって良い方に出れば手強い相手ですが、逆にそのプライドが悪い方に出てくれれば、付け入る隙を与えてくれる印象はある。自信を持ったまま来られるとすごく厄介ですが、それが過信につながってくれれば、日本にとって付け入る隙になる」 

「優勝」を目指す森保ジャパン ©時事通信社

 現在のFIFAランキングはオランダが7位、日本が18位だ。岩政氏が思い描く、理想の試合展開とはどのようなものか。

「相手は日本を下に見ていると思いますが、日本が前半に全然上手くいかなかった時の方が、隙が生まれやすいでしょう。オランダがすごく良くて、日本が思っていたより全然上手くいかない……というときに、後半に森保さんが奇襲をかけたら、ハマるかもしれない。特に今回、『日本代表は結構やるぞ』という情報は相手にも入っていると思うのですが、試合が始まってから『やってみたら意外とこいつら大したことないじゃん』みたいに、前半で思わせることができれば、日本にとって狙いどころとなるでしょう」

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 この続きでは、岩政氏が語る「日本代表のジョーカーになり得る駒」「森保監督が守田英正を選ばなかった背景」「代表を離脱した遠藤航の代わりにFWの町野修斗を召集した理由」を報じている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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