「ウルトラマン」シリーズの製作を手掛ける「円谷プロダクション」で退職者が続出していることが、「週刊文春」の取材で分かった。

 7月10日、「ウルトラマン」のテレビ放映開始から60年の節目を迎える同社。7月3日からは映画監督の是枝裕和氏が企画したドキュメンタリー映画「THE ORIGIN OF ULTRAMAN」などの公開が始まる。

60周年を迎えるウルトラマン(円谷プロダクションのHPより)

出向か転籍、もしくは退職を選べと迫られて……

 だが、現役社員はこう語る。

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「今年に入り、少なくとも39名の正社員が退職し、さらに13名が各グループ会社に出向または転籍する予定です。全社員は約210名でしたから、4分の1近くが円谷プロを去ることになります。残った社員に業務が集中し、社内は大混乱に陥っています」

 4月1日から組織改編を控えていた円谷プロでは、3月10日から11日にかけて、役員や人事担当者による個別ミーティングが行われた。ミーティングに出席した元社員が証言する。

「グループ会社への出向か転籍、もしくは優遇条件を付けたうえでの早期退職を選べと迫られました。要するにリストラです」

 その後、多数の社員が同社を去ることになったのだ。

是枝裕和氏が企画した映画(円谷プロダクションのHPより)

 円谷プロと、親会社の円谷フィールズホールディングスに対し、退職者が続出している状況について尋ねたが、期限までに回答はなかった。

 現在、配信中の「週刊文春 電子版」では、同社の内部資料をもとに、リストラを巡る違法性の疑いや、労働基準監督署が是正勧告を行った長時間労働の実態に加え、親会社である円谷フィールズホールディングスの山本英俊社長が受け取っている巨額の配当金などについても詳報している。

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