6月26日(日本時間)のスウェーデン戦で先制ゴールを決めたサッカー日本代表の前田大然。相手DFにプレッシャーを与える献身的な守備など全力プレーが特徴の前田だが、そのプレースタイルに至るまでには学生時代の「ある経験」があった。6月24日発売の「週刊文春」より前田大然の記事を抜粋して公開する。

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 2022年のカタールW杯はワントップで出場した前田。今大会は左シャドーとして起用された。

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「オランダに押し込まれる展開のなか、プレスをかけ続けた。MFの堂安律は『陰のMVPだと思う』と語っていたほど」(運動部記者)

名前の由来は「大自然」から ©時事通信社

 3戦目に戦うスウェーデンの『Sportbladet』紙の浅原惇記者も、

「前田がいるスコットランドのセルティックには、スウェーデン代表MFのニーグレンも所属しているので、リーグの試合も見ています。日本は素早い動きで好機を作れるのが怖いチームですが、前田はとにかく速い選手ですね」

 前田は25年にはリーグ年間MVPを受賞。今季も優勝に貢献したが……。

「あの一件がなかったら、彼はあんなに人のために走らないと思います」

 そう語るのは、山梨学院大附属高(現・山梨学院高)時代の担任、飯田裕一郎教諭だ。前田は高1の時、サッカー部の同級生への悪ふざけが原因で、仲間と共に除籍処分を受けた。

「彼が部を除籍になったのは1年生の冬。やはり不貞腐れているというか、不満をもっている感じでした」