6月26日(日本時間)のスウェーデン戦で何度も好セーブを見せたサッカー日本代表のGK・鈴木彩艶(ざいおん)。その秘話を恩師らが明かした「週刊文春」記事(6月25日発売号掲載)の冒頭部分を抜粋して公開する。
いきなりピンチが訪れた。6月15日のオランダ戦の前半3分、FWマレンがペナルティーエリア内でシュート。強烈なボールを鈴木彩艶がはじき出す。34分には、マレンのヘディングシュートを間一髪で掻き出した。流れを引き寄せるビッグセーブだった。
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「後半に2失点を喫しましたが、どちらもポスト直撃の厳しいコース。相手に先行されても守備が崩れることなく、鈴木は試合後『前半をゼロで抑えたことは大きい』と自画自賛していました」(スポーツ紙記者)
チュニジア戦はフィードで好機を演出。鎌田大地の1点目は、鈴木が起点となって生まれた得点だった。
2024年からイタリアのセリエA・パルマに所属。日本人で初めて、欧州4大リーグで活躍するGKとなった鈴木の存在感は、昔から際立っていたという。
小学6年から中学3年まで指導した、浦和レッズのジュニアユースGKコーチの杉尾一憲氏が言う。
「小6で身長は170cmありましたが、何より大人びていた。会話していても、言葉遣いも丁寧で、自分の考えをしっかり言葉で伝えることが出来ていました。叱ったことはほとんどありません。全部彼がやってしまうので、『皆にもやらせなきゃだめだろ』と注意したことがあったほどです」
彼のための“彩艶スケジュール”も設けられていた。
「最も重視していたのは身長を伸ばすこと。彩艶には他の子よりオフを1日多く設定。練習も早く切り上げて帰らせていました」(同前)
そのお陰で、今の身長は190cmだ。
木崎中学の元校長・大谷慎也氏は、昼休みに見た光景が忘れられないと語る。
「校庭でサッカーをしていた彩艶くんが、浮き球をオーバーヘッドキックしたのです。それだけでなく、お尻や背中を地面につけず着地していて、なんて身体能力なんだと驚きました」
この続きは現在配信中の「週刊文春 電子版」および6月25日発売の「週刊文春」で読むことができる。「週刊文春」では、鈴木だけでなく上田綺世や前田大然など他の選手の秘話をまとめた《W杯日本代表 マル秘レポート》を掲載している。


