TAIGA 早朝4時から夕方の5時くらいまで、1日13時間くらいです。芸人の仕事がある時は、配達しながら現場に向かうようにしています。雨でも雪でも休めないので、天気が悪いのが一番辛いですね。でも、悪天候だと報酬が上がるので嬉しい面もあります。夕方以降は、子供達をお風呂に入れたり、一緒に夕食を食べたり。土日は早朝4時から7時頃まで3時間ほど配達して、あとは家族と過ごす時間にしています。
舞台に立つため、モノマネレストランの社員に
――なぜ芸人を目指すようになったのでしょうか。
TAIGA 短大を出て建築関係の会社でサラリーマンをやっていたんですが、やりがいを感じられず。親戚の紹介で入社させてもらった手前、「3年は働かないと」という義務感で続けていました。
そんなとき、友人の結婚式の司会を頼まれたんです。今振り返ると下手クソでしたが、僕の言うことで皆が笑ってくれたり、スポットライトを浴びるのがめちゃくちゃ楽しくて。元々の目立ちたがり屋な性分に火がつき、芸能界を目指そうと決めました。ちょうど入社3年で辞表を出したんです。
――TAIGAさんはエルヴィス・プレスリーなどのモノマネで有名ですが、いつからやり始めたのですか?
TAIGA 最初から芸人を目指したわけではなく、高校時代に躰道(空手を母体とした武道)で全国大会優勝したことを生かしてアクションをやらせてもらったり、バラエティ番組に出たり、手当たり次第オーディションを受けていました。
そんなとき、友達とモノマネショーで有名な「そっくり館キサラ」に行ったんです。コージー冨田さんがタモリさんのモノマネで大ブレイクした時期で、めちゃくちゃ面白くて。当時はバカみたいに自信があったので、「モノマネをやれば、コージー冨田さんみたいに売れるだろう」と思いました。
実は18歳の頃からエルヴィス・プレスリーに憧れていて、「エルヴィスみたいなスーパースターになりたい」というのが夢だったんです。六本木のライブハウスでエルヴィスのモノマネをやったこともあったので、それをやろうと思いました。
――どうやって、キサラの舞台に立つようになったのですか?
TAIGA キサラに出演する方法が分からなかったので、とりあえず社員として働き始めました。店長や社長と仲良くなって、「実は僕も舞台に立ちたいんです」と話すと、「今日から出てみなよ」と軽いノリで出してくれました(笑)。
周りと本気でぶつかりながら切磋琢磨しているうちに芸人仲間が好きになって、「芸人1本で食っていけるようになりたい」と思うようになっていきました。
