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『ヨイトマケの唄』がテレビで歌えなくなり…
そんな美輪が再び脚光を浴びたのが、65年に自ら作詞作曲した『ヨイトマケの唄』だった。子供のために働く母親を描いた歌が共感を呼び、やがて代表曲に。だが、歌詞に差別用語があるとして放送禁止歌扱いされ、長らく封印された。
テレビで歌えなくなると、演劇に活路を見出す。劇作家・寺山修司が美輪に捧げた伝説の戯曲が『毛皮のマリー』。同作で男娼役の美輪から愛情を注がれる少年役を演じた萩原朔美が回想する。
「ラストシーンを美輪さんの指摘で、こだわりの強い寺山さんが台本の改変を受け入れたのです。美輪さんの演出力が表れた瞬間でした。あの寺山さんが納得の表情を浮かべており、美輪さんの底知れぬ才能に誰もが驚いていました」
この作品を観て、美輪に“ラブコール”を送ったのが、三島由紀夫だった。
《この続きは7月1日12時配信の「週刊文春 電子版」および7月2日発売の「週刊文春」で読むことができる》
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