7月1日に「週刊文春 電子版」で配信された「橋本愛(30)が号泣した佐藤二朗(57)の“爆弾ハラスメント”」と題する記事。橋本とフジテレビ系のドラマ『夫婦別姓刑事』で共演していた佐藤は同日夜、自身のSNSで以下の通りコメントを発表。

「さすがに、さすがにもうこれ以上は我慢できません。僕は撮影中、何度も『もう我慢の限界だから、このドラマを降板させてほしい。そして全ての事実を公にするべき』と訴えました。もっと早く決断するべきでした。数々の『ほんとうのこと』が、明らかになる日が来ることを、切に祈ります 佐藤二朗」

 佐藤はこの投稿をアカウントのトップに表示される固定投稿に設定した。

 ドラマを制作したフジテレビは7月2日、「当社から男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実です」などとするコメントを公表。

 7月3日には橋本愛側もコメントを公表。所属事務所HPで「当社俳優は、フジテレビ社より、弁護士による当事者・関係者ヒアリングを経て、経緯および認定された事実等の報告を受けており、フジテレビ社による報道が事実との認識です」と見解を示した。

 ドラマ撮影をめぐり何が起きていたのか。「週刊文春 電子版」で7月1日に配信された記事の冒頭部分を抜粋して公開する。

 トラブルの発端は、フジテレビのドラマ撮影中のボディタッチだった。プロデューサーから注意を受けても反省するどころか、彼女の楽屋に乗り込んで……。弁護士によるヒアリングが行われ、「深刻なハラスメント」と認定された。

 4月8日、東京・お台場にあるフジテレビの湾岸スタジオ。ベテラン俳優が、感情を抑えきれないまま、廊下を突き進んでいく。向かったのは共演女優の楽屋だった。ドアをノックすると、名乗ることなく楽屋に突入し、ものすごい剣幕でまくし立てた――。

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一癖も二癖もある役を演じ続けてきた佐藤

 その俳優の名は佐藤二朗(57)。一癖も二癖もある役を演じる“怪優”として知られる佐藤は、1969年、愛知県春日井市に生まれた。小学生の頃から俳優志望で、信州大学を卒業後、新卒でリクルートに入社したが独身寮に荷物を置いたまま愛知に帰省し、1日で退職した。その後、養成所に通うも俳優の夢は叶わず、広告会社に再就職。サラリーマン生活を送りながら、96年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、再び会社を辞め、俳優1本で活動を続けた。

 2011年放送のドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」(テレビ東京系列)の仏役でブレイクすると、22年、TAMA映画賞・最優秀男優賞を受賞。同年、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも比企能員役で出演を果たした。

「愛してるぜ、いい夜だ」

 感極まった佐藤が壇上でこうスピーチをしたのは今年3月13日のこと。

 大ヒット映画「爆弾」で佐藤は、謎の中年男・スズキタゴサクを演じ、初の日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したのだ。

 苦労人の栄冠に、円卓で見守る共演の山田裕貴はじめ誰しもが心を打たれた。そして今年5月、佐藤が原作・脚本・主演を務めた映画「名無し」が公開され、好評を博している。

 還暦近くになって、いままさに役者人生最高の時を迎えている佐藤。だが、いま彼は深刻な「爆弾ハラスメント」問題を抱えているのだ。

《この続きでは「深刻なハラスメントに該当する」と認定された行動などを詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月2日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》

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