令和バブルの終焉、金利上昇、戦争による資材高騰……。先が見通せない時代でも、不動産投資で儲ける強欲な「勝ち組」はいる。いつ、どんな物件に投資すればいいのか。彼らへの取材で分かった“必勝法”を紹介する。
「家賃の値上げ代行業やろうと思ってるんすよ。儲かりそうじゃないっすか」
賃貸管理会社に勤務する男性が言った。
この1年は、家賃の値上げラッシュだ。平成のバブル崩壊から30余年、値下げ交渉に苦労した業界人はいても、値上げに走り回った人はまずいなかった。それが180度逆転した。
「家賃改定のお知らせ」の作成に通知、入居者との交渉やらでてんてこ舞いだ。不慣れな仕事だけに、「いっちょ代行業でひと稼ぎしてやろう」という、冒頭の考えを持った人まで現れ始めた。
不動産の世界で生きる人々を取材して24年目になる。商売がうまくて野心的で、一癖も二癖もある人たちばかりだ。毎日3〜4人と直接会うか電話で話すため、年間で960人ほどの投資家や経営者を見ていることになる。
それ以外に、やりとりする私的なLINEグループがあって、結構な不動産収入を得ている4人の日常をのぞいている。推定資産は、4人合わせて150億円くらいだろうか。半日も目を離すと未読が100件を超える。
具体的な物件名を挙げながら「買いかどうか?」「利回りはあうか?」「出口戦略は見込めるか?」といった話もするし、最近は金利上昇や都心マンション暴落の噂、戦争の影響もあるため「この先の不動産市況とその対策」をよく話す。
まさしく「門前の小僧習わぬ経を読む」状態で、不動産で勝つ人々の思考回路を見てきた。そこからわかった、不動産投資勝ち組の共通項を紐解いていきたい――。
この続きでは、「国策は買い」「親からもらえ」など吉松氏の取材から見えてきた「不動産投資5つの必勝法」を詳報している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月9日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。


